X Crazy + Cinema
written by Xen




相も変わらずCrazyなXenちゃんの映画批評など。 略して

X+C(エクスたすスィー)

とでも呼んで下さい。

索引


[2007/09/02]  忸怩たる
やってしまった。またまた軽率としか思えないような行動をとってしまった。

遡る事数週間前。

後輩の「エレキギターが欲しいから一緒に買いにいってくれませんか」が発端だ。
何がいいのかよく分からないからとロック馬鹿の私にご指南戴きたいといったところだろうか。

ウンウン、よく分かっているな。
しかしながら、俺はここ20年近くギターを買った事がない。
姉が友人から1万円で譲ってもらった初心者用のギターを弾き続けてきた。
それで十分だった。
フェンダーのストラトキャスターも持っていたが、友人に貸したまま返ってこなかった。
どうでもいい。
1万円ギターの方がシックリときていたからだ。
ナニはともあれ、そんな事を知らない後輩だから。
まあ、俺に聞くとは大した度胸だ。

俺は後輩に「フライングV」をお薦めした。あれは座って弾くことを拒否している素晴しいギターだ。
しかし。
結局後輩は、俺が薦めたギターに目もくれず一番安いギターを買った。
チョット弾いたけど、弾きにくいし音も悪い。

そういう感想を言わずに買った後になって、ああじゃねえこうじゃねえ言ってやった。ざまあねえ。

で、1週間後に私も買ってしまった。エレアコ。

妙に人に影響を受けるところがあって、いいなあと思ったらもう止められない。
気持ちを止められない。限界値までコーラの缶を振って、プシュってやった後に飛び出す沫のように。おっ、チョット卑猥な表現かな。てへっ。

店員にナニ買ったらイイでしょうかと初心者ぶった顔して試奏させてもらい、
お客さん上手いですね様になってますよと煽てられてしまった。
ピック、ギタースタンド、ストラップや本までアレヤコレヤトただでつけさせて買ってしまった。

で、弾いたよ弾いた。
ピンクフロイドの「WISH YOU WERE HERE」
ニールヤング「ダメージアンドダーン」
LA’S「there she goes」
ミスチルさん
等々・・・



で、今。後悔している。
そう今、飲んだ後気が大きくなって、キャバクラ行って散財してしまった。
そんな虚しい気持ちでいる。

アコギは音がでかすぎるからアパートでは少々難ありだからだ。
思いっきり弾きたいが、弾けない。
そんな悶々とし、軽率な行動によって忸怩たる思いでいる最近は、
相変わらず映画鑑賞。


  「スネークフライト」

もうこりゃ、すごいね。
    「飛行機トラブルパニックもの」と「ヘビもの」のあわせ技。
なんの捻りもございません。堂々たるB級もの。
しかしながら、そのストレートなところが実に清々しい。
わざととしか思えないホラーものの鉄則の数々を出し惜しむことなくこれでもかとブチかます。
セックスする男女が餌食になったり(巨乳が噛まれたり)、オチン○に話しかける男のそのものに咬み付いたり、パニックになって逃げる女のピンヒールが倒れている男に突き刺さったり、でかいヘビがハゲジジイの頭を咥えたりと笑える笑える。
有名人はほとんど出ていない中に唯一の有名男優がサミュエルLジャクソン翁である。
何故この映画に参加したか理由は全く持って疑問。いい具合にアクセントになってますが、
主役はなんと言っても「ヘビ」ちゃんだから。
見終わった後、「ヘビ」大好きになっている自分がいた。

で、一言
 「ホラーに理屈なし」
 以上
 ☆☆ 



「007カジノロワイヤル」

なんだかんだ言われて公開されたが、結局大ヒットした007の最新作。
ナニを何だかんだ言われていたかというと、ジェームスボンド役の俳優。あわねえって評判だったが。
蓋を開けて観て見ると、今までで一番のマッチョでした。
意味なくハダカのシーンが多い。ぷっ。また、脱いでやんの。

大概アホマッチョは、冬でもピタTやタンクトップ着たがったり、チョット暑いと脱ぎたがりやがる。
アホマッチョは気付いてないのか、周りは苦笑しているんだぜ。笑いものだよ。
わあ、なに自慢だよ。アホ自慢かって。


オープニングは元サンウドガーデン、現オーディオスレイブのボーカルの歌から始まる。かっこいいぜ。スパイダーマンの挿入歌も担当したことあったっけかな。

まあ、いままでのシリーズの中でも無難な出来だったかな。
しかし、時間が長い。1時間30分くらいにして欲しい。
ラストのベニスでの廃墟が海に沈んでいくシーンは圧巻だが、もう疲れてしまっていたよ。長いから。しかし、今回のボンドガールは凄いええ女でした。

  で一言
  「マッチョでごり押し」
  以上

  ☆☆

今度はフルアコ買おうかと思って飲みの席でポロリとそのこと言ったら、同期の奴に、「xenチャン。マジ、ギター買うのやめな。」と言われた。

「独身のまんまだよ。」って。といったそいつは年下の癖に2回結婚している。
妙に説得力ありやがんな。やめようかと思ってしまった。あぶねえ。あぶねえ。

ケッ!!!!!
だから?俺は結婚もしていないけど、離婚もしていない。

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[2007/04/19]  虚実の皮膜
さあ大変だ。
最近、アゴが痛い。
左アゴ。
1年くらい前にも痛くなったが再発したらしい。
何が苦しいって。食べ物が美味しく感じない。

前に病院で見てもらったときには、
「顎関節症」
とよく聞く名称のものだった。

飲み会で「アゴが最近痛いんですぅ〜」と元女教師に猫なで声で相談したところ
「アゴが細いからだよね〜。しょうがないよ。わかるよ。」
とか全然見当違いな事を言われた。
あのさ。おれ、エラ張ってるから。
意外に。
軍人顔だし。旧日本人だし。

人によって全然見ているところが違うよ。

う〜〜〜〜痛い。せんべい、まじ〜〜。飽きた。ウンザリだ〜〜。


 「ニュースの天才」


ずうっと前に借りてきていて、観ていない映画の一つ。
エアフォース1に乗せられているという大統領が目にする唯一の雑誌
「ニューリパブリック」実在の編集者の話。

ナニが凄いって実話ってこと。
一人の若者によってスクープが次々と上げられるが、実はすべて嘘で作られていた記事だった。
というそれだけのお話。映画の時間も短い。

見所は、嘘をつく若者ではない。
その若者に周囲の人々が翻弄されるところだろう。

上手いことを言ってイイ人を装い嘘で固めた人間は多いはず。
そんな人間を見抜けず信頼してしまった人々が愚かなのは間違いない。

このDVDには特典映像がついていて、そちらが面白かった。
かつて嘘の記事を書いた男が登場。そこでこんな興味深いことを言っていた。
「一つの事柄を
 100から90パーセントの事実で書かれたものを  A
 8割り、7割で書かれたものを            B
 6割、5割を                      C 
 4割、3割を                      D
 ほとんど事実ではないことを              E
 とした場合、
 AとBで書かれたもので、信頼を得れば、
 後は、CやDでだってそしてEでさえホンモノになるのさ。
 こうやって信頼を得てきたから。」
と言うようなことを述べていた。なるほどねえ。そうかも。
騙される者は、愚かだ。

まあしかし、ナニが腹立たしいかって、この映画の原作者がこいつだって事。
さあ、この映画は本当のことか?

  「いい人には気をつけろ!騙される前に気付け。
   もともと、いい人はいない。
   もしいたとしたら、いい人を装っているだけだ。」

  そうそう、あるある。よくあるある。こういうの。
  でも、ほとんどの真実や現実はツマランものだよ。
  以上

 ☆☆☆


 「メリンダとメリンダ」

 
 流石!!!ウディアレンさん。彼は天才。作り話の天才。
 彼の二面性がはっきりとした作品。
   「陰」と「陽」。
 その対比である、
   「悲劇」と「喜劇」
 のどちらが優れているかが、語られていく。
 
 一つの事柄をどのように捉えるかなんて、人それぞれ。
 だからこそ面白い。物事を多面的に見れたらどんなに面白いことだろう。
 真実なんてどうでもよい。
 
 それぞれが楽しく思ったように生きればそれでいいんだ。
 どれだけ自己満足できるかが、人生の要だから。

 「人生は短い。だから、楽しもう」
 と楽観的に最後は締めくくられる。
 指をぱちりと鳴らして。あっけなく人生は、終わるのさ。
  
  最後に
  「様々な〜角度から〜〜物事を見ていたら、自分を見失ってた」
  へ〜〜〜イイジャン。自分なんて持たなくて。なあ、桜井さん。
  あははは。俺の方が悟ってるぜ。

    「真実はもっともらしい事柄を(これが本当だ)と信じること」
    宗教と似ている。
    以上
           

   ☆☆☆

そして、アゴが痛いのは真実。

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[2007/04/12]  慣れだよ慣れ
久しぶりにギターの弦を張り替えてみた。
では、ハンブルパイの「フォー・デイ・クリープ」でも。って弾いてみたら。
あららら。
チョーキング厳しい。弾きにくい。
前なら楽々出来ていたのに。
ああそうだ。これは老化という奴かと頭をよぎる。
と背筋が薄ら寒くなった。

そうそう。これはヘビーゲージだから少々仕方ない。
慣れだよ。慣れ。そのうち慣れるさ。
と自分に言い聞かせた。

自分の老化や練習不足による技術退化に目をつぶりつつも、相変わらず映画鑑賞。


  「ロードオブドックタウン」


非常に貧しい地域(ドッグタウン)で、サーフィンくらいしか楽しみの無い若者達。
そんな彼等に光があてられた。それは、スケボー!!そして運命が変わっていく。
70年代の音楽に乗せて、暴れまわる若者達。
伝説のスケボーチーム「Z−BOYS」の実話を基に描いた映画

しかし、それぞれが別々の生き方を求めたとき、かつての絆は無残にも崩れていくのであったが・・・。

最後に流れる曲はピンクフロイドのカバーで「あなたがここにいて欲しい」は泣けた。よくこの曲弾いて歌ったなあ。

  「前へ行く者、残る者。それぞれ違う哀しみ」
  以上


  ☆☆☆



  「IN GOOD COMPANY」


またまた、スカーレットヨハンソン出演映画。
画面に出ているだけで、脳みそが蕩けるような感覚に襲われます。

老舗スポーツ雑誌のバリバリで初老の営業マン。
だが、企業買収によりひと回り以上も歳の離れた若者が上司に。
その上司と自分の娘(スカーレットさん)がいい仲に。
なんて、書くとよくあるお笑い映画かと思いきや全然趣きが違う。
実にシリアスな企業の問題を描いた秀作であった。

一人の夢を抱いた若者と経験豊かで家族思いの男。
そして、イマドキの女子大生。
それぞれがよく描かれて意外といい映画だった。


  「喜びも悲しみも次へのステップ」
  以上

  ☆☆☆



  「ジャーヘッド」


戦争映画は、好きだ。
大部分は妙にノスタルジックに描かれていたり、
派手なアクション映画だったりして
馬鹿馬鹿しいなあと思うものが大部分ではあるが、
これは少々違う。

湾岸戦争に従軍した一人の若者からみた実にパーソナルな戦争を描いている。

主人公は、ジャーヘッド(カラッポ頭、海軍兵をそう呼ぶ)に参加し、
実は向いていると思ったところからドンドンと戦争にのめり込んでいく。
だが、一方で人間性が徐々に失われていく過程を実に冷静に客観的に見ている。
ただただ悲惨だなあと思わせるベトナム映画とはチョット違うのは何故だろう。

最近の戦争は、遠くからバンバンやるものだから人殺しの感覚が希薄だ。
白兵戦は稀だろう。だから、激しい戦いを望むものもいても可笑しくはない。

いったい自分たちの戦争ってなんだったのかな
とまあこれも多聞に漏れず少々感傷的ではあるが、
静かな一人の若者の精神史といってもいいだろう。


  「祭りの後には寂しさが残る」
  以上


  ☆☆



  「プラ イドと偏見」


中流階級の四姉妹家族。次女は聡明で美しい。そして嫌味たっぷりな上流階級の男。
始めはお互いを敬遠していたが・・・。

これはそうだ。間違いない。チックスムービーだ。そう。女が夢見る恋物語。
昔からある大人気恋愛小説の映画化だ。
馬鹿馬鹿しい。くだらない。おんなの妄想物語に違いない。
と馬鹿にして観始めたが。

面白い。映像も奇跡のように美しいし、全然嫌味がない。力入れて撮ってるよ。マジ。
何より、姉妹をはじめ、すべての人物が活き活きと描かれていた。傑作だよ。コリャ。
音楽だっていいじゃないか。素晴しい。

安直にPOPMUSICを融合させた最近の「マリーアントワなんとか」なんかよりいいぜ。
ニューオーダーの「セレモニー」は好きな曲だけど。
あの映画観てないけど、あれは悪い意味での女映画だな。おそらく。

メイキングでラストシーンの撮影時、「私もこんな恋がしてみたいわ」とスタッフが呟いていたと聞いて笑ったが、
いやあ、男だってそうだ。こんな、嘘くさい恋愛してみたいはず。
ありえないから、ずーっとこの小説がベストセラーとして数多くの女性が読んできたのだとも思った。

非現実の世界に憧れを抱き、
みすぼらしい自分の彼氏と寝ていても
違う男の夢をみるようなものこそが、
女だ。

それはそれは凄いものですなあ。と感心もする。
「いやあ、自分の彼女や奥さんは違う」と言い切れるおバカな男もいなが・・・。
そんな奴がいたら御めでたいから、ずうっと捕まえておくべきだな。

あれこれ、男に注文をつけ始めてきたらヤバイ。
自分の妄想した理想の男に近づけようとしている証拠だ。
うざい。が、それもかわいいかな。

  
   「夢見る女性の妄想を美しく具現化した傑作」
   ちなみに監督は男。
   以上

   ☆☆☆☆


というわけで、実はずっと前に観ていて、書き忘れていたものに感想を加えて。
まだまだ、一杯観ているぜ映画。
そして最近は、ニューウェーブブーム。DEVO、ニューオーダーさいこーだー。

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